映画　【蜜蜂と遠雷】　を見て　【音楽】の本質に気付いた・・・

こんにちは　ぼら　です

松岡茉優

映画　【蜜蜂と遠雷】を見ました　そこに　【音楽】　の本質を見ました

あらすじ

国際ピアノコンクールを舞台に、コンクールに挑む4人の若きピアニストたちの葛藤や成長を描いた青春群像小説

4人のピアニストがそれぞれの背景を抱え熾烈を極めるコンクールの頂きをめざし　それぞれの感情を舞台にぶつけ合います　予選　本線とその一瞬に全てをかける
美しい映像と音楽が並行して物語が進行していきます

幼少期の頃天才少女と騒がれその後突如として表舞台から消え7年後の今日再び現れた一人
天才少女と幼少期を共に学び今や若手ホープへと成長した一人
遅まきながらたゆまぬ努力で「生活者のピアノ」を表現しようとする一人
音楽を愛し音楽に愛され純真無垢に真正面からピアノに相対する一人

本題が進むににつれ　【音楽】　の本質に深く深く入り込んでゆき
一つの協奏曲としてリズミカルにリリックに佳境に向かって行きます

気づいたこと

　【音楽】　僕も大好きな言葉ですが　まじまじとその言葉を眺めてみますと　音を楽しむ　誰が考えたか存じませんがこれに代わる言葉は無いですよね
【蜜蜂と遠雷】　最初表題と内容が一致いたしませんでしたが映画を見進める過程で「ハッ」と気づきました

遠くでゴロゴロとなる雷　時を遅らせて降る雨　その雨が地上に落ち奏でる音　雨宿りの家　そこで沸かすポットの湯気立つ音　雨上がり花へ降りたつ蜜蜂の羽音

【世界は音楽であふれている】

そう　この一言が　映画の本質　ではないかと　音楽の本質　ではないかと・・

物語もこの事実を軸に発展していき人物たちの奏でる音が変化してゆきます
そしてコンクールが終演　演者も観客も満たされて万感です

音楽好きには心の深い深いところに突き刺さる映画です　是非ともご覧ください
また　音楽　をもっとという方も是非是非ご覧ください　もっともっと音楽が好きになります