雨が降っている昼下がり・・これが聞きたい 【ジャズの名盤】
こんにちは ぼら です
今日は 雨がしとしと朝から降っています
皆さん 雨の日 どんな気分ですか?
天気が良くない!とかあたかも晴れの日の😎太陽が king of king 的な上から目線👀で語られがちですが・・・
僕は割と好きな方です☂
降り始めのアスファルトから立ち上る独特な香り
しとしと降る雨に世界が洗い流され清々しくなっていくさま
葉 を打つ 雨音
風が加わりリズムが変化する時
そして彩りを鮮明にする新緑たち☘
この情景に自分の好きな音楽をプラスすると心地よく五感が刺激されていきます
雨音はショパンの調べ
こんな美しい題名の楽曲もありますよね 子供の頃は何の事だか意味が解かりませんでしたが 今は美しい比喩表現だなと思います
1984年4月21日リリース 小林麻美さん が歌い 作詞は旧友でもある ユーミン(松任谷由実)さん だそうです
どうりで美しい内容の歌詞🥰納得!
改めて聴きなおすとピアノの美しい旋律もさる事ながら ドラムの一定の4ビート?っていうんですか シンプルなリズムがポツポツと降る雨音を思わせて素敵です
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そして 僕のおすすめ 雨の日曲はこれ!
Keith Jarrett / The Melody At Night. With You
キース・ジャレット
1945年5月8日生まれ(77歳)
アメリカ ペンシルベニア州出身のジャズ クラッシックピアニスト
音楽の名門校ボストンにある バークリー音楽大学 卒業
ジャズジャイアントである アートブレイキー&ザ・ジャズメッセンジャーズ
マイルス・デイビスバンド 等在籍経験もある超一流音楽家であります
順調に進んでいった音楽家活動でしたが 1996年のイタリアでのコンサート中にキース・ジャレットは激しい疲労感に襲われ そのまま演奏も出来なくなる次第に陥ったのです
「慢性疲労症候群」という日常生活が著しく損なわれる強い倦怠感や慢性的な疲労感に襲われる病気にかかってしまったのです
1998年までの2年間 気力も奪われピアノを弾く事もままならない そんな彼を献身的な看病で支えてくれたのが妻ローズ・アン・ジャレットでした
ピアノだけで構成された美しいアルバム
そんな彼女への感謝の気持ちへ捧げられ 自宅にて録音されたピアノソロアルバム
全編とにかく美しい
その一言につきます ピアノ一本だけのシンプルな構成 音を詰め込み過ぎず
文学で言う 行間を読む 音楽 です ここに雨音が加わると絶妙にシンクロします
楽器を奏でて表現をする音楽家にしてみると 音を重ねない という選択はとても難しい事では無いでしょうか 腕の見せ所です
僕はこの手の音楽が大好物です😆
音楽家の内面が感じ取られ 全集中音の呼吸🎹没入傾聴 できるからです
なかでもこのアルバム曲
My Wild Irish Rose
全ての曲が美しいですが なかでも ずば抜けて行間が美しい!! 曲調が切ない 切なすぎる なおかつ ぬくもりも醸し出している 極上です🤣
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原曲があるようですが キースももしかして妻のローズを思って選曲したのかな~などと想像も膨らみます😊
思わず 【ジャケ買い】 しそうな魅力的なアルバムでもあります
それでは・・